ECBの政策金利の発表で急騰したユーロ円でもシナリオに変化無し
先日のECBの政策金利の発表で急騰したユーロ円、137円付近から3回にわたりショートを入れ続けて来た身としては、非常に残念な結果でしたが。
こういう時、自分でまだまだだな・・・と思うのは
「もう利食っちゃおうかな・・・」
と一瞬でも頭をよぎったこと、利益は出ているわけだし、ここで手仕舞いして、年内のトレードは終わり、気持よくお正月を迎えましょう!!
・・・・とやっぱり思っちゃう。
でも、それは絶対にやっちゃダメ。
というのも、もともとのシナリオが、月足の戻り高値137円台(139円だったら100点満点だったんだけど)からの戻り売り、目標は直近のレジスタンス126円
というシナリオの元、動いていたからです。
シナリオはチャートが崩れるまで変えない
冷静になって、週足を見てみたならば、トレンドが崩れるほど急騰したわけではないし、大きな流れでは今回の、ユーロの暴騰は影響はなさそう(あくまで月足、週足レベルの話です)
最初に建てたシナリオを変えてしまうことを悪いこととは思いません、柔軟性も必要だと思います。
ただ、今回の場合、ユーロの暴騰を見て、感情的になって「ああ、もうここで利食いでいいや」というのはまずい。
それは理屈ではなく感情で動いてしまっているからですよね。
冷静になってチャートを見てみれば、チャートが崩れるほど上げているわけではない(もちろん今後はわからないけどね)なので、シナリオ続行というのがやはり合理的な判断だと思うわけです。
というわけで、ユロ円の今後のシナリオは、126円までホールド、140円を超えてきたら一旦撤退ですね
どのみち、ストップはすでに建値に置いてあるので、マイナスは出ません。
ここはゆっくり待つしか無いですね・・・スイングなんだし。
126円以降のシナリオは
では、首尾よく126円まで来ましたとしてその後のシナリオですが、今の時点では
よくわからないです
126円を勢い良く抜けるかもしれないし、守られるかもしれなし、今のところ、その判断をする材料に欠けます。
この、よくわからないというのは、いい加減な分析に聞こえるかもしれませんが、そうじゃありません
よくわからない=どうせ勝率が悪いからやめておけ
という判断材料になります、よくわからないんだから、無理してトレードしても負ける確率が高いだけです、よくわからないも立派な分析結果です。。
で
このよくわからないをもう一歩進めて考えてみると
よくわからない=どうせ勝率が悪いからやめておけ=だったらわかりやすいやつを探そう
になると思います。
スイングのいいところは多通貨ペアで取引ができるので(ユロ円は建値にストップがあるから、その分まるまるポジションが新規で建てられる)
わかりやすい通貨ペアを探せばいいだけです。
わかりやすいのは豪ドル円
んで、今の自分にとってわかりやすいのは豪ドル円です。
月足のレンジを下抜けした後、つまり下降トレンドに転換した後、戻りを作っている状況なので、戻り高値付近で売りたいところです。
これなら、わかりやすい形ですよね。
んで、「高値付近で売りたいところです」と書くと、
「高値付近がわかるですか?」
と聞かれますが、そんなのわかりません。
未来の動きなのでわかるはずがありません、なので、分からないを前提に、候補を上げます。
テクニカル的に導き出される、この辺で止まるかもな・・・ていう候補です。
あとは、その候補の付近で、細かな動き、つまりタイミングを見ます、僕の場合、月足だと、日足、4時間足でタイミングを見るんですが、こればっかりは百発百中とはいきません。
先のユロ円のように139円で入れれば100点満点だけど、実際は137円とかの場合もよくあります(というかその方が多い)
これはよく言う,頭と尻尾はくれてやれを実践してるだけに過ぎません。
僕のエントリーの手順をまとめるとこうなります。
・メインとなる足で止まりそうな候補を絞る
・タイミングを取る小さな足で、タイミングを図る
・タイミングはずれる事が多いけどあんま気にしない
となります。
これは、僕が学んだテキストで、エントリーはそこそこの精度で良いよ、でも利食いは手を抜いたらダメという教えが載っていたので、それを愚直に守っているだけです。
僕の仲間も同じテキストで学んでいますが、彼の場合、エントリーは僕より適当です。
・メインとなる足で止まりそうな候補を絞る
・止まりそうな候補に指し値を置く(同時にストップも入れる)
・放置する
僕は丁寧にタイミングを取っていますが、彼はそれすらしません。
トレンドさえしっかり読めていれば、下降トレンドなら遅かれ早かれ下がっていく可能性が高いんだからどこで売っても一緒じゃん、というわけですね。
「下降トレンドに売りで入っているんだから、下がる可能性が高い、どこで売っても一緒じゃん」
これを言い換えると
例えば、赤が7、黒が3の確率で出る特殊なルーレットがあってそれを事前に知っているとします。
彼なら、というか多くの人は赤に賭けて、こう言うと思います、
「赤のほうが出る確率が高いんだから、どこで賭けても一緒じゃん」
あんまうまく説明出来てませんが(苦笑)つまり、可能性が高い方に賭けてれば大体うまくいくよね、という感じです、
まぁ、そんな感じで、だいぶ話がそれてしまいましたが、やっぱりわかりやすい通貨ペアを探してエントリーする方が楽です。
で、わかりやすいのは何かって言ったら、明らかにトレンドが出てるものですよね、特に月足や週足は素直な動きをしやすいのでなおさらです。
あとは、タイミングを見計らってエントリーするだけです。
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追記
その後,豪ドル円を実際にどう立ち回ったかを動画で解説しました。
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